学校法人みどり学園 認定こども園竜ヶ崎みどり|茨城県龍ケ崎市

遊びと課業

遊び

遊び
 
①室内遊び
子どもは、遊びによって人格が発達すると言われています。遊びの中で、感覚、知覚、注意力、記憶力、想像力、思考、言語を発達させ、様々な人と人間関係を結び、コミニュケーションの能力、自立して行為する能力を身に付けていきます。
遊びは子どもの喜びであり、自発的に行為するものです。その遊びを豊かなものにする条件として、遊べる空間、充分に遊べる時間の保障、発達に寄与する遊びが出来るための道具を揃えます。
 
 
 
 
②外遊び
・子どもが、自由に遊びながら、体作りをする、山登り、一本橋、トンネル、急な斜面など、さまざまな地形で遊ぶ中で並行感覚が育つ。
・なるべく日本本来の木を植え、花が咲き、実がなり、葉の色づき、落ち葉など四季おりおりの自然を感じられ、食べられる木の実、遊びに使える木の実など、子どもの楽しみが多い園庭です。
・砂場、ままごとコーナー、交通遊びなど、子どもが隠れる空間、子どもが自由に想像して仲間と遊びを創りだすことのできる園庭です。
 
 
 

課業

課業
 
課業は、わらべうた音楽、体育、環境認識、数学、文学言語、描画手仕事の6つです。時間は20分から30分位になり、体育以外は自由参加です。課業は大人があらかじめ計画し、課題の実現を目指して取り組めるように指導するものです。子ども側からすれば遊んでいると感じられる状況を作り出し、子どもが自発的に参加していけるようにすることが肝要です。子どもは誰もが自分の身の回りの事に興味を示し何かを取得したいという願望を持ち、思考する事への喜を持ち、それが後に学校での学習に必要な姿勢、課題解決の意欲、知りたいという意識が育まれ、自己規律の能力も形成されます。

①わらべうた音楽

①わらべうた音楽
 
子どもの生活の中にはたくさんの音楽があります。本当の音楽が子どもの耳に届いているでしょうか、どんな音楽を子どもの耳に届けることが、子どもの音楽性を育てるのでしょうか、音楽教育の歴史の中で朝の挨拶、帰りの挨拶、集まることなど、生活全体をうたや、ピアノ、楽器で子どもを動かすような保育がなされていました。しかし、子どもを動かすのは言葉ですよね、子どもの意思で行動するように教師が働きかけるもので、そこにやたらに音楽を使うことは、園としては行いません。みどりでは、音楽教育は教育としてわらべうたを使っています。これは動作を伴った素朴な音楽です。動作をともなうので、自分がうたわなくては遊べず、友達の声をよく聞かないとうたえません。行動を通してリズムを自分のものにし、皆と自分の声を合わせてうたうのは、音楽を聞きとる耳が無くてはできません。こうして、子ども自身が能動的に音楽を楽しみながら、音楽能力が発達するのがわらべうた音楽です。

②体育

②体育
 
「動きたい」というのは、子どもの自然な欲求です。子どもはどの子も体育が大好きです。子どもの自然な動きである、歩く、走る、跳ぶ,這う、投げる、すべるなどの動きの遂行をより安全なものにし、どの動きもどんな状況下でも出来るようにしてやります。そして、脳、神経、感覚、筋肉の多様な回路を作っていきます。

③環境認識

③環境認識
 
子どもは身近な自然、社会環境の中で出会う事、物,現象を認識します。計画としては、子どもを取り巻く世界から。
・人間、植物、動物、社会、生活の場・外見、動き、変化、成長、天気、天候、季節などですが
これらはお互いに関連したものであると捉え、それらはいつも子ども側から出発し、すなわち人間が中心にあってそれを取り巻く環境として学びます。
環境認識の課業をするとき大切なことは、言葉で理解させようとせず遊戯的なものにして、いつも子どもが五感を通して学ぶということです。

④数学

④数学
 
この年齢の子どもは、思考の急速な発達に伴い、数学に興味を持っています。又、子どもは、日常の中で身近に数学に出合っています。
数学には、第一に「問題を見つけたり、予想を立てたりする創造的な顔」第二に「誰かに証明した事実を理解したり、自分が人に証明するために必要な記号やルールを覚える学習的な顔」と数学には2つの顔がありますが、幼児期にしっかり第一の顔に出合った者は、一生数学を新鮮な愉快さと共に、いつも身近に思い出すでしょう。
私たちは数学が、自分達の生きて行く世界をよりよく多様な視点から創造的に見る為、一生必要な思考方法だと捉えています。だからどの子も幼児期に第一の顔に出合わせ、親しく付き合えるようにしてあげたいものです。
数学の学習を通して、自分から注意深く観察したり、落ち着いて考えたり、友達のすることに注目すると共に、個人的にも集団的にも大切な態度を身につけていくことでしょう。

⑤文学・言語

⑤文学・言語
 
皆さんは、子ども達に語りかけていますか、「私はたくさん語りかけている」という方に聞いてみると、それは一日中、子どもの先回りをして指示する言葉だったりすることが多いです。又、子ともはマスメデアの発達の中で、流行語に振り回され、私たち日本人の美しい言葉を忘れているようです。私たちの祖先が守り育ててきた大切な文化が今、失われてきています。私たち大人が美しく正しい言葉で子どもに語りかける事や、楽しいお話、詩などたくさん子どもに与えていきたいものです。
教師がいろいろな道具を使って詩を歌ってあげたり、お話をしたり、自分達でも、好きな詩をうたったりします。全ての子ども達は創造性を備えています。それを損なうことなく発達させていく努力が必要です。園では無それらの学習を週2.3回行い、子どもの心を創る時間にしています。

⑥描画・手仕事

⑥描画・手仕事
 
絵は子どもの心の中の言葉です、お話です。上手、下手という評価ではなく、楽しく自分の思いを表現するものです。子どもは日常的に絵を描き、何かを作ることが好きです。園では皆で一斉に描いたり、作ったりしません。好きな時、好きなように用意されたコーナーでします。課業としては、生活画、記憶画、想像画、観察画などがあります。その他自分が体験したこと、お話を聞いたてこと、詩を歌ったり、わらべうたを歌ったりしてもらった時のことなども描いたりします。どの子も自分で考え描くこと、作ることを喜びます。人と違う物に価値があると思っています。
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